次々と登場する「検索エンジン」
昨年はオーストラリアで生まれたムーター、チームラボの国産検索エンジンSAGOOLといったプレーヤーが日本の検索市場に参入した。今年は中国最大手、百度(baidu)が参入予定で、日本語検索サービス市場はますます活発しそうだ。ところで、これらの検索エンジン、確かに成長を続けているとはいえ、はたして日本市場でそれなりのマーケットシェアを獲得できる余地はどれだけあるのだろうか。
現在、日本の検索市場はYahoo! JAPANとGoogleでおよそ8割のシェアを占めている。残りはMSNや@niftyなどのポータル系が占めている状況にあり、ここに割って入るのはかなりの困難を極めると予想される。後述するが、消費者にとって検索行為が習慣化した今日において、検索サービスを乗り換えさせるためには、相当に革新的な検索体験や、今までのものを捨て去り、切り替えさせるほどの十分な付加価値を提供する必要がある。
「こうすれば日本市場でも勝てる可能性がある」という妙案は残念ながら思い浮かばないのだが、過去に果敢に挑戦したプレーヤーたちの事例から、少なくとも「これは上手くいなかい」ということは見えてきている。今回はそれらをまとめながら、検索市場で戦っていくために必要なことをまとめてみよう。
続き:新規参入検索エンジンはYahoo! JAPANの牙城を崩せるか [Markezine:検索業界の未来予想図]
(執筆:株式会社アイレップ SEM総合研究所所長 渡辺隆広)
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