「検索ランキング至上主義によるSEO」が終わる日

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2007年04月23日 [Markezine:検索業界の未来予想図]

SEOを取り巻く状況に変化が

私がこの原稿を書いている今(2007年4月13日現在)、Googleで「インターネット広告代理店」と検索すると、1位に掲載されるのは「アイレップ」のサイトだ。この瞬間、私以外の誰か、つまり世界中の誰であろうとGoogleで「インターネット広告代理店」と検索すると「アイレップ」が1位に表示される。当然ながら自然検索1位に掲載されるWebサイトは「ビュースルー/クリックスルー」が高いわけで、SEOに関心のあるマーケティング担当者であれば検索順位は少なからず気になるだろう。

 また、「順位が全てだ。5位よりも4位、3位よりも2位。SEOはアウトソースしているけれども順位が上がらないなら金は払わない」という人もいるだろう。しかしごく近い将来、そんな「順位を中心に考えるSEO」は世の中から消えてしまうかもしれない。その理由をGoogleが推し進める「パーソナライズド検索」、Yahoo!が掲げる「ソーシャル検索」の2つの視点から説明していこう。

Googleが推し進めるパーソナライズド検索

 Googleは2004年3月29日、米国でパーソナライズド検索のベータ版を公開した。その後2005年11月にサービスが正式版としてリリースされるが、昨年までパーソナライズド検索の利用はユーザの任意だった。つまり、Googleアカウント取得時点でパーソナライズド検索は無効(オフ)に設定されており、使いたい人だけが機能を有効(オン)することで利用できた。それが2007年2月より、Googleアカウントを新規取得したユーザはパーソナライズド検索が標準で有効となったのだ。

 つまり、今後Googleアカウントを取得したユーザ、かつ、自らパーソナライズド検索はいらないという意志を示して機能を無効にする(間違いなく)少数のユーザを除いて、みんながパーソナライズド検索を利用するようになるということだ。

続き:検索ランキング至上主義によるSEOが終わる日 [Markezine:検索業界の未来予想図]

(執筆:株式会社アイレップ SEM総合研究所所長 渡辺隆広)

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