SEO担当者が知っておくべき GoogleとYahoo!の6つの違い(後編)

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2007年10月26日 αSEOオリジナル記事

SEOに関わっている人であれば、GoogleとYahoo!の違いを理解しておくことは、必須といえるでしょう。前回(前編)に引き続き、今回は「GoogleとYahoo!の6つの違い」後編。SEM総合研究所所長の渡辺隆広が語ります。

Google Yahoo!の違い(4)「世界シェア」

米調査会社comScoreによれば世界的にみるとGoogleは56.5%、Yahoo!は23.3%のシェアを占めています(2007年8月現在)。欧州ではGoogleが90%超を占める国もありますが、アジアではYahoo!やローカルの検索企業がトップでGoogleが2番手という結果が出ています。日本も例外なく、Yahoo!、Googleの順となっています。

Google Yahoo!の違い(5)「外部リンクの評価」

Googleでは外部リンクを評価する場合に、リンクの質や関連性+数というものが必要ですが、Yahoo!は品質が良ければ数についてはそれほど考慮しません。要するに「品質重視」ということです。また、Yahoo!ではYahoo!カテゴリからのリンクについてもある程度の評価をするため、Yahoo!カテゴリに登録されているサイトからリンクを集めると検索順位が上がる傾向も見られています。

しかし、Googleではどの検索サイトのカテゴリに登録されているサイトかについては関係なく、リンクによって算出された評価が重要になります。つまり、評価の高いサイトからのリンクについて評価しますので、それがたまたまYahoo!であることはありますが、”Yahoo!に登録されたサイトだから”評価しているわけではありません。

Google Yahoo!の違い(6)「目指す方向」

米国では「MyWeb2.0」が始まっているとおり、Yahoo!には「ソーシャル検索」、つまり人の知恵を使うことで検索体験を高めようというアプローチがあります。

それは「FUSE」というコンセプトでも表現されています。これは、Find(見つける),Use(使う),Share(共有する),Expand(拡大する)の頭文字を取ったもので、知識が融合(フュージョン)するという意味が含まれています。人々の集合知を使い、その人が属するコミュニティに基づいて検索をより良くする戦略と考えられます。

対するGoogleは、「ユニバーサル検索」のように特定のクエリに対して関連する情報を、動画などのマルチメディアコンテンツを含めダイナミックに表示する、「パーソナライズド検索」のように検索履歴やユーザの興味によって検索結果をカスタマイズするといったアプローチです。検索クエリやユーザの検索意図を理解し、即座に自分の欲しい情報を取得できることを目指していると言えるでしょう。

また、最近の米国の「Yahoo!Local」では、その地域の口コミ情報を表示するなど、ポータルサイトとしての強みを活かしつつ、コミュニティの力を使った検索エンジンを作ろうとしています。Yahoo!はポータルサイトとしてビジネスを展開してきた経緯もあって、自分たちでコンテンツを持っています。その保有コンテンツとユーザが作り上げてきたCGM(Consumer Generated Media)を組み合わせ、検索エンジンとして提供することも構想にあるようです。

Yahoo!Local
■米国「Yahoo!Local」

株式会社アイレップ SEM総合研究所所長渡辺隆広
ライター=株式会社アイレップ 千葉哲

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