CMW 2015 Overstock社がEコマースを盛り上げた方法

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2016年03月22日 

■スピーカー
ジャッド・バグレー(Judd Bagley)、米オンラインアウトレットモールOverstock社、コミュニケーションディレクター
トム・ジェラス(Tom Gerace) 、コンテンツマーケティングソフトウェア開発企業Skyword社、CEO

講 演
第1部(Tom Gerace氏)

NetflixやHuluの広告なしの有料購読者数が増えているといった事実が示す通り、生活者は一方的な押し付けがましい広告を嫌っている。マーケターはモバイル広告に予算をシフトしつつあるものの、モバイルの世界でも広告フリーなモデルが広がりつつあり、やはり広告は厄介者扱いされる傾向にある。一方、モバイルデバイスは Micro-Moments(マイクロモーメント) という生活者の意図の瞬間の概念を生み出した。自分が知りたい情報、興味のある情報には自発的に検索をして情報を取得している現実がある。マーケターはこうした生活者の意図の瞬間に触れる機会を増やすために、どのような対策を講じればよいのだろうか。

マーケターの76%は(テレビが登場して以後の)過去50年間より直近の2年間の方がマーケティングの変化が起きたと考えている。

インタラプションモデル(企業からの一方通行なマーケティング)の衰退

  • ・75%が広告をスキップするために録画機能を使用する
  • ・60%がバナーを見ていない
  • ・0.1%しかデジタルバナーを通してクリックしない
  • ・世界中で広告をブロックしているユーザーは1億9,800万人
  • ・6,500万人がNetflixを利用している(2015年第1四半期で合計100億時間の番組が視聴されている。この100億時間は、ブランドが消費者にリーチできない時間でもある)
  • ・1,500万人がHBO(Home Box Office:米国のケーブルテレビ)を利用している
  • ・Huluも広告なしプランを開始した
  • ・Spotifyは2,000万人の有料会員を抱えている
  • ・YouTube も追随、広告フリーの有料プランを提供開始した

消費者はコンテンツを消費したい、けれども広告はスキップしたい

モバイル広告費用

  • ・モバイルに広告費を使いこむ傾向に変わってきた
  • ・中国は90%がモバイル広告費
  • ・YouTube も広告が出ない有料会員登録制を開始している

Micro-Momentsに生きる(マイクロモーメント=MiMos)

人々は常にデバイスを持ち歩くようになり、「会いたい」「買いたい」「修理したい」というその瞬間に、手元のデバイスから情報にアクセスできる時代になった。

  • ・1,500億の検索が毎月Google Search で行われている
  • ・300億のシェアがFacebookとTwitter上で行われている
  • ・タスクのアイディアを得るために91%の人がスマートフォンを使用している

こうした行動の事実から、広告を届けようとするよりも生活者の瞬間の疑問に答えるほうがブランドとの良好な関係を築くことの助けになる、つまり取引(購買)が起こりやすくなる。

(広告による)ユーザーの邪魔をやめ、良い情報を提供し続けよう。皆いい話が好きなのだ。

→ 第2部(Judd Bagley氏)

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