一挙解説:Google 検索品質評価ガイドライン2016年3月公開版 ~主要変更点と重要ポイント~

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2016年04月18日 

Google は2016年3月28日付で、検索品質評価ガイドライン(一般公開版)を更新しました。同ガイドラインはGoogle がアルゴリズム変更や検索結果の内部評価に利用するもので、Google がWebサイトを評価する際の価値観を分かりやすく示しています。

今回の更新でどのような点が変更されたか、そしてWebサイトを運営するうえでどのように考慮すべきかを解説します。

■ 重要な更新点

「Webサイトを運営する」という視点からでは、重要なのは以下の3点のみです。

  • ・インタースティシャルのような、コンテンツを強制表示する広告・補助コンテンツの利用には注意
  • ・不適切なポルノ広告の利用への評価がさらに厳格化
  • ・YMYLのうち「金銭に関するページ」の定義がさらに明確化

また、セクション追加・削除のような一見大きく見える変更だが、単にレイアウト変更や品質評価者向けの解説のための変更であるものも多いです。理由については後述します。

大きな更新は「ページ・Webサイト自体の品質評価」パートに集中

同ガイドラインの内容は、以下のように分類できます。

  • 1. Part 3:「Needs Met評価」……
    ユーザーの検索ワードから読み取れる意図に対して、適切な検索結果であるかどうかを評価する
  • 2. Part 1:「Page Quality評価」……
    ページやWebサイト自体が高品質で信頼できる、評判の良いものであるかを評価する
  • 3. Part 2:「モバイルユーザーの理解」……
    スマートフォンユーザーの特徴である「画面サイズ・入力方法の制限がある」「所在地近辺の情報を求めていることが多い」等の点を解説する
  • 4. 序章&Part 4:「品質評価者向けの案内」……
    内部評価業務に利用するシステムのマニュアルや、業務のやり方を解説する

Google の評価方針を確認したい場合は1.と2.を、スマートフォンユーザー像を知りたい場合は加えて3.を確認することをお勧めします。4.はよほどのマニアでなければ読む必要はありません。

もう少し詳しい解説を当社公式サイト上に掲載していますので、併せてそちらもご覧下さい(Google General Guidelines (2015年11月公開版)詳解)。

今回の更新は2.の「ページやWebサイトの品質評価」の項目に集中しており、その他の各セクションには評価例の追加・削除やレイアウト変更が行われた程度です。

本ガイドラインの読み方

このガイドラインはあくまでもGoogle の検索結果の良し悪しを判断する「検索品質評価者」という人々に向けた手順書であり、世間一般のWebサイト管理者向けのものではありません。そのため、記載内容や更新内容については、それが「検索品質評価者に対するものであり、一般のWebサイト管理者には必要ない」ものか、それとも「一般のWebサイト管理者にも、Webサイトの問題点発見や改善方針決定の参考になる」ものかを考えたうえで理解する必要があります。

決して「このガイドラインに全て従わないと、WebサイトがGoogle に評価されない」ということはありません。「世界有数のWebサイト通であるGoogle からの、良いWebサイトを作るためのポイント解説」と捉えて読むことをお勧めします。

次のページでは重要な変更点について解説します。

→ 重要な変更点

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