関連サイトを作る場合はサブドメイン名で作った方がSEOに有効である?

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2008年03月19日  Web担当者Forum 正しいSEO相談室

あるサイトに関連したコンテンツのサイトを作る場合には、サブドメイン名、別ドメイン名、同ドメインの3つの方法があり、それぞれに長所と短所があります。

たとえば、「impressrd.jp」に加えてwebtanというグループ会社のサイト(コンテンツ)を作るときには、①同ドメイン名内のディレ クトリで作る。②新規ドメイン名「webtan.jp」を取得して作る。③「webtan.impressrd.jp」というサブドメイン名で作る方法が考えられる。それぞれ長所と短所があるが、SEOの観点からするとリンクの効果が異なる。ただし、本来はSEOだけでなく、サイトの運営やユーザーのことを考えて制作を考えるべきだ。

①同ドメイン名でコンテンツを作成すると、そのサイトのボリュームを増やすことにつながります。それは、あなたのサイトがより多くの情報を持つことになり、検索エンジンからの良い評価につながる可能性があるからです。短所としては、そのコンテンツからのリンクはサイト内リンクとして扱われるため、別の2つの方法に比べてその評価は低いものとなります。

②別ドメイン名で新規サイトを作成する場合の長所は、リンクがサイト外リンクとして扱われるため、比較的高い評価につながります。しかし、新規に取得・開設されたばかりのドメイン名は検索エンジンに評価されにくいという、 エイジングフィルタ の問題などがあるため、そのサイトの情報が検索エンジンから評価を得るまでには若干の時間とコストを要する場合があります。

③サブドメイン名の場合は、基本的には別ドメイン名と同様の効果が発生します。しかし、本ドメイン名とサブドメイン名の関係性を検索エンジンが認識しており、リンクの価値の大きさと、初期の低評価の度合いなど、長所・短所ともに小さくなる場合が多いでしょう。

また、検索結果画面に表示される数という問題もあります。

Yahoo!では、同ドメイン名のページは2つまでしか検索結果画面に表示されませんが、サブドメイン名・別ドメイン名の場合は、それぞれ2つずつ表示されます。

Googleでも同様のルールでしたが、2007年12月に変更されました。2007年12月25日現在、同一ドメイン名の場合は、2つ目以上は表 示されにくくなっています。サブドメイン名も含めて1つのドメイン名からは、通常では3つ以上は表示されづらくなるようになっています。ただし、3つ目以 後が表示される場合もあり、ブランド名での検索などではこれまで通り1つのドメイン名のページが多数表示されています。また、下位においてはこのルールは 弱くなるようで、あるキーワードでは、800位以後に特定のドメイン名のページが20以上表示されていることも確認されています。現実的には、サブドメイ ン名により検索結果の上位を占有する手法は今後行えなくなったといえます。

しかし、ここで述べてきた長所・短所だけで公開場所を決めることはお勧めできません。

本来、異なる種別の情報を展開する場合以外は同ドメイン名で展開し、質が異なる情報が大量にある場合には、サブドメイン名もしくは別ドメイン名を使用するものでしょう。

展開する情報の質を無視してSEO要件だけで展開方法を選択すると、サイトが不自然な構造となり、結果、検索エンジンに正しく認識されない可能性があります。

また、SEOだけを目的とした過剰なサブドメイン名・別ドメイン名の展開は、スパムとして扱われる可能性もあります。

今回Googleでサブドメイン名の取り扱い方法が変わったように、ドメイン名関連の検索エンジンの取り扱いは今後も変わっていくものと考えられます。しかし、それにあわせてサイトのドメイン名も変えていくということは現実的ではありません。

今後のコンテンツの展開予定を立てた上で、運営を行いやすく、ユーザーにも伝わりやすい方法という視点で選択を行うべきでしょう。

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