画像のalt属性にキーワードを詰め込みすぎるとスパムと認識される?

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2008年05月08日  Web担当者Forum 正しいSEO相談室

画像のalt属性に大量のキーワードを入れるだけではスパムと認識されませんが、検索結果を不正操作することを目的としたalt属性へのキーワード詰め込みは、スパムと認識される可能性があります。

ウェブコンテンツのアクセシビリティ規格である、ウェブコンテンツJIS(JIS X 8341-3)では、画像に対してalt属性を付ける例として、「画像内容の詳細が理解できるようにすること」を推奨しています。たとえば、川を含む風景写真に対して、「川」というalt属性ではなく、情報として必要な場合は、次のように写真が含む情報のすべてをalt属性に記述することも推奨しています。

「利根川の下流域の風景。手前には大きな鉄橋が架かり車が往来している。空は夕焼けで赤く染まり、河川敷では子供がサッカーで遊んでいる」

このことは日本のJIS規格だけだけではなく、国際団体W3Cのアクセシビリティに関連する内部組織、WAI (Web Accessibility Initiative)も同様の内容を推奨しています。

JIS規格やWAIの定めた仕様で、多くのサイトがアクセシビリティのために行っていることに対して、検索エンジンがスパムと判断するとは考えが難いでしょう。そのため、alt属性に大量のキーワードを入れるだけでは検索結果で不利とはならないでしょう。

ただし、alt属性に特定のキーワードを入れたことだけを原因として、順位にペナルティが科せられた事例も確認しています。また、alt属性に1単語だけしか入っていなくとも、その単語が画像と関係のないものだったために、Googleのサイト全体のインデックス削除が行われた例もあります。

alt属性に関係するスパムの認識は、キーワードの量ではなく内容の問題です。大量の文言を記述するだけでは問題はありませんが、それが画像情報と一致しない不自然なキーワードを含んでいると、スパムと認識される可能性があります。

逆に、画像などの非テキスト情報の内容を正確にテキストに起こすのならば、検索エンジンが認識できない情報を認識できる形にすることになり、検索エンジンが推奨する望ましいSEOになります。

画像だけではなく、Flashコンテンツや動画、音声ファイルでも同じことがいえます。その場合、alt属性では文字数に制限があるため、CSSに よる置換などを使用して(ユーザーの利益を考えた利用に留めること)、論理構造を持ったテキストコンテンツとするとなお良いでしょう。

alt属性などの代替要素にキーワードを詰め込んでリスクを負うのは、それから得られる成果から考えると割に合わない行為だといえるでしょう。アクセシビリティの観点で、非テキスト情報をテキスト化するに留めることをお勧めします。

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