外部リンクを集めよう(1) ~ディレクトリ型検索エンジンへ登録しよう

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2004年05月31日 CPIで人気サイトを作ろう!
人気サイトの第一歩!「アクセスアップの秘訣!」

検索エンジンはページのどこを評価する?

SEOをテーマにした「アクセスアップの秘訣!」第2回目の今月より、実践的なSEO対策のお話に入ります。本題に入る前に、SEO対策について簡単におさらいをしておきましょう。

SEO対策は大きく分けると次の2つに分類できます。それはページの最適化と、リンクの最適化です。検索エンジンはあるページを分析してキーワードとの関連性を評価する時、そのページに記述されている様々な情報(=ページ内要因)と、そのページに対して張られる外部ページからのリンク(=ページ外要因)を評価します。

例えば、検索エンジンはhttp://www.cpi.ad.jp/index.html というページを評価しようとする時、index.htmlのHTMLソースコードに記述されている情報(タイトルタグやMETAタグの文字列、bodyタグ内に記述されている情報など)と、URL http://www.cpi.ad.jp/index.htmlに対して張られる外部ページからのリンク(どれだけの数のリンクが張られているか、どんなページからリンクが張られているか、など)を分析してこのページは何と関係がありどのくらいの重要度を持っているかなどを判定するのです。そしてユーザがキーワード検索を行うと、検索エンジンはそのキーワードに対して高い評価を得ているページ(=つまり関連性が高いと判断されたページ)から順に検索結果に表示をします。

ここでSEOを学ぶ皆さんに重要なことは、このページ外要因とページ内要因のうち、GoogleやYahoo!ページ検索(YST)、MSNサーチ(マイクロソフトが開発した検索エンジン。日本語版は現在http://beta.search.msn.co.jp/にてベータ版として公開)など最新の検索エンジンはいずれも前者のページ外要因を非常に重視しているということです。つまりページの最適化の良し悪しよりもリンクの最適化の良し悪しの方が皆さんのサイトの検索順位に大きな影響があるということです※。

※厳密にいえば、皆さんが上位に表示させたいキーワードによって両者の影響の度合いは変わります。またページの最適化を全くないがしろにしていいというわけでもありません。

前置きが長くなりましたが、こうした背景からまず最初に外部リンク対策を取り上げていきます。外部リンク対策といってもその対策手法は多様ですから、今回は「ディレクトリ型検索エンジンへの登録」にお話を絞っていきます。

ディレクトリ型検索エンジン対策とSEOの関係

ディレクトリ型検索エンジンとは、人の手によって編集・管理され、Webサイトをカテゴリ事に分類して掲載する巨大なリンク集です。例えばYahoo!JAPANの「Yahoo!カテゴリ」やJリスティング、ルックスマート、DMOZ (Open Directory Project)を指します。

SEOの外部リンク対策の最初の1歩は、これらディレクトリ型検索エンジンに掲載をすることです。これは次の2つの理由があります。

1. ロボット型検索エンジンに登録されやすくなる

まず第1に、Yahoo!カテゴリやDMOZにサイトを掲載することでGoogleやYSTへの登録が行われやすくなります。これはロボット型検索エンジンのWebページ登録の仕組みと関係があります。

最近のロボット型検索エンジンは、クローラがWebページに張られたリンクを辿りながらインターネット上を巡回します。この過程で次々とWebページをインデックスに登録していきます。皆さんがわざわざURL登録申請のような手続きをしなくても、他の(既にGoogleに登録済みの)ページからリンクが張られていさえすれば良いということです。ところでこのクローラが最初にインターネット上に放たれる時、どこのサイトから巡回を開始するかというとYahoo!やDMOZのような大きなディレクトリ型検索エンジンです。これはディレクトリ型は人の手により良質なWebサイトが集められたリンク集ですしそれぞれのサイトもきっと質のよいサイトへのリンクを持っているでしょうから、クローラの巡回開始地点としては都合がいいからです。

見方を変えれば、特に新規に開設したばかりのサイトで他のサイトからリンクが張られていないのであれば、Yahoo!やDMOZに登録することでクローラに発見される可能性を最大限まで高められますので都合よくロボット型検索エンジンにも登録できるというわけです。

2. 良質な外部リンクを獲得できる

第2の利点として、良質な外部リンクを獲得できる点が挙げられます。ディレクトリ型検索エンジンに登録するということは、自分のサイトと関連のあるカテゴリ上に掲載されるということです。例えばレンタルサーバ会社であれば、「サーバ」や「レンタルサーバ」といったカテゴリ内で紹介されることになります。

これをリンクの観点から見ると「レンタルサーバを紹介しているページ(=ディレクトリ)からリンクが張られている」ことになります。検索エンジンは同じリンクであればトピックの関連性があるリンク(例えばレンタルサーバを話題にしたページから、レンタルサーバ会社にリンクが張られている場合)をより高く評価してくれます。

また、先ほど例としてあげたディレクトリ型検索エンジンはいずれもネット上では大手に入るサイトでいずれも多くのリンクが張られています。検索エンジンは同じリンクであればそのリンク元ページの重要度が高いほど、リンクをより重要なものと判断してくれます。

以上のような理由から、ディレクトリ型検索エンジンへ登録することはSEO対策上も大変有効なのです。

Yahoo!は抑えておこう

先ほどディレクトリ型検索エンジンの代表として、Yahoo!JAPAN、Jリスティング、ルックスマート、DMOZの4つを挙げましたが、実はDMOZを除くといずれも登録に費用がかかります(下記参照)。

※ 金額はいずれも一般サイトを想定

仮に営利サイトを登録しようとすると、結構な金額がかかります。そこで優先順位をつけてみましょう。

  1. Yahoo!ビジネスエクスプレス
  2. DMOZ
  3. Jリスティング
  4. ルックスマート

Yahoo!はSEOの観点のみならず、カテゴリ掲載することによる検索からの集客も望めますので登録しておいて損はないはずです。次に無料で掲載できるDMOZです。最後のJリスティングとルックスマートですが、これは余裕があれば登録をしておくことをおすすめします。

最後に注意点を2点挙げておきます。

まず1点目。Jリスティングとルックスマートはいずれもディレクトリのデータそのものを他社ポータルに提供しています。例えばlivedoorやExciteのサイトで提供されているディレクトリ型検索エンジンもJリスティングから供給されています。Jリスティングに登録をすると、Jリスティング本体だけでなく、これらJリスティングと提携する他のポータルサイトにも掲載されるようになっています。従いまして、1つ1つの(Jリスティングを採用する)ポータルサイトから個別に申請を出す必要はありません。これはルックスマートも同様です。

ディレクトリ型検索エンジンの提携関係については下記ページでまとめていますので参考にしてみてください。
http://www.sem-research.jp/sem/statistics/20050217140426.html

次に2点目です。1点目で触れたように、ディレクトリ型検索エンジンの中には他社ポータルにもデータを供給しているところもありますから、例えばJリスティングに登録をすると、提携するBIGLOBE、Excite、ODN、DION、livedoorにもリンクが掲載されることになります。これをSEOの効果の観点から「Jリスティング1つに登録すると、5つ分のリンクを獲得できる」と考える方がいるかもしれませんが、それは間違いです。例えばJリスティングの場合、SEO効果の上ではJリスティング(本体、jlisting.jp)とlivedoorカテゴリ、BIGLOBEの3つ分のリンク評価しか与えられません。これは、Exciteと、それを採用するODN、DIONのリンクはクローラが巡回できない形式のためです。

ルックスマートも同社サイトの案内にて「検索ディレクトリへの登録は、そのディレクトリからリンクをもらうことになり、リンクポピュラリティーを高めます。すなわち、ディレクトリからのリンクが加算され、ロボット型検索エンジンのランキングに好影響を与えることを意味します。」(http://www.looksmart.co.jp/sas/index.html より引用)と説明するように、ルックスマートに登録することでリンク評価が得られるかのような印象を持つでしょう。ところが実際には、ルックスマート本体はカテゴリによってGoogleにクロールされていないため、該当カテゴリに掲載されても検索エンジンからそのリンクによる加点は得られないのです。たとえ他のページからリンクが張られていても、そのリンクの存在を検索エンジンが知らない、または検索エンジンがクロールできない形式であれば、評価の対象にはならないのです。

本文で触れたディレクトリ型検索エンジン

  • Yahoo!カテゴリ
  • Jリスティング
  • ルックスマート
  • DMOZ
  • livedoorカテゴリ
  • BIGLOBEサーチ

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