SEOを意識したコンテンツライティング

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2004年11月30日 CPIで人気サイトを作ろう!
人気サイトの第一歩!「アクセスアップの秘訣!」

「アクセスアップの秘訣!」第8回目の今回は、SEOの視点からコンテンツ(文章)の作成方法についてお話をしていきます。

「検索エンジンが理解しやすい」=「人が理解しやすい」

最初にお断りしておくと、今回の説明はちょっと文章の書き方を勉強したことがある人なら「なんだ、そんなこと知ってるよ」「どこが"SEOの"ライティングなんだ」という感想を持ってしまうかも知れません。しかし、その通りなのです。

つまり、SEOのライティングにおいて”検索エンジンのための特別な”テクニックは存在しません。他人に自分が伝えたいことを効率的に行うためにはどうするか?に対する回答が、人だけではなく検索エンジン(SEO)にも対応できるということです。人が理解しやすい文章というのは、検索エンジンにも理解しやすいのです。

ここでいう「人」は、あなたの前に不特定多数の人間が100人と仮定しましょう。この100人全員が、あなたの意図どおりにあなたの書いた文章を解釈してくれるためには、どのように文章を書いたらいいのか。その答えが「良いライティング」であり、それがまた「SEOにも適したライティング」であるということです。

トピックを明確に、結論を最初に

ライティングにおける3つのポイントを挙げましょう。

ポイント1) 1つのページに1つのトピック

1つのウェブページに1つのトピック(主題)を入れます。ここでいう「トピック」の単位は、ユーザーが情報を見つけやすい単位です。例えば「ホームヘルパー2級講座」と「気象予報士」の講座を開設している専門学校なら、この2つの講座の詳細は別々のページに分けるということです。なぜなら「気象予報士」について情報検索しているユーザーにはホームヘルパーの情報は不要ですし、その逆も然りです。

検索エンジンの視線で見ても、両者が別々のページに分かれていれば、各々のページが何のキーワードと関連性のあるページなのかを特定しやすくなります。人にとって情報を見つけやすい単位で分類することは、検索エンジンにとっても何のページなのかが把握しやすくなるのです。

ポイント2) 結論を先に(Conclusion Comes First)

英語論文を書いた経験がある方なら、「結論を先に、理由をその後に」ということを習ったことがあるかも知れません。日本では起承転結で結論を最後に書いてしまいがちですが、英語の文章は基本的に結論が先頭にあります。例えば20段落ある英語論文でも、最初の段落と最終段落は全文目を通した上で、2~19段落目は最初の1行だけ読めば論文の趣旨と展開(骨格)が把握できてしまいます。

SEOを意識して文章を作成するのであれば、結論を先に書くようにしてみましょう。もう少し厳密にいうと「重要なキーワードを入れつつ、結論を先に書きましょう」です。

結論を先に書く方法は、ウェブページ上の文章を拾い読みする傾向のあるユーザーに重要な文章を拾わせるためのウェブライティングのテクニック上でも語られることです。また、SEOのテクニックを解説しているウェブや書籍で、「body タグ直後にキーワードを入れましょう」「できるだけ画面の上部に大事なキーワードが入るようにしよう」といったアドバイスが書いてあることがありますが、要は結論を先に書くようにすればHTMLの先頭行に自然と重要な言葉が出現するようになりますので、文章の書き方について意識転換すれば解決します。

ポイント3)  1つの段落に1つの主張を (One Paragraph One Idea)

これも論文ライティングにおける基本です。1つの段落に必ず著者の1つの主張を入れるわけですが、これはSEOライティングでも活用できる方法です。ページのトピックを決めた上で、各段落に大事な主張を入れようとすれば、自然とそのページにおいて重要な単語が入るようになりますから、結果的に文章通じて自然な形でキーワードが配置され、最適化されるようになります。

以上がSEOのライティングです。最初にお断りをした通り、SEOのライティングだからといって特別なものが要求されるわけではありません。

キーワードの出現位置と頻度について

SEOのテクニック本でよく語られる話に、キーワード密度(keyword density)や出現頻度、回数(frequency)、その位置(placement)の話があります。こうした情報をちょっとかじった方はすぐに「SEOではキーワードの出現頻度を何%にすればいいんですか?」などという質問をしてくることが多々あります。また、SEO業者の中にはそういった密度の調査結果をグラフ化して「○%がおすすめです」などという情報を出していることもあります。しかし、皆さんがWebページを作成する上で「何%にするか」を意識する必要は全くありませんし、キーワード密度や出現頻度に関連する調査は全くといっていいほど意味を成しません。

そもそもキーワード出現頻度が重要視されたのは、まだリンク分析(例えばGoogle のPageRank)などがインターネット検索に用いられていなかった頃の時代です。検索技術が高度化し、最も関連性の高いWebページを特定するために数百ものアルゴリズムを組み合わせて構築されている現在の検索エンジンにおいて、キーワード出現頻度がランキングに与えるインパクトは無視できるほど微々たるものです。

「実際に上位のサイトはみんな密度が○%付近になっているよ」という方もいますが、それは統計の結論の導き方が誤っています。キーワードは単純にページにおける密度だけでなく、そのキーワードがどの位置にあるのか、何のタグでマークアップされているのか、そのページに対してどれだけのリンクが張られているのかなど、その他複数の要因を考慮しなければ意味がありません。単純に密度の数値だけを取り上げてその平均値をもって「この%がよい」といわれても解釈が間違っているのです。従って、キーワードの密度や頻度、その位置をあれこれ試行錯誤すること自体が時間の無駄です。勘違いしないで頂きたいのは、確かに検索エンジンはランキングを決定する上で各ページの密度や出現位置は解析の対象になっているものの、最適化する側である私たちがそれを意識するかどうかは別問題だということです。検索技術を構築する上で用いられている手法と、私たちがSEOのために用いるアプローチは別のお話です。

私たちはキーワードの配置や密度をあわせるためにウェブページを作成しているのではありません、ユーザーに閲覧してもらうために作成しているのです。そして、訪問者ががっかりして帰るか、それともサイト運営者の望むアクションをしてくれるかを決定するのもコンテンツです。まず第一に、人と検索エンジンの両者に対して情報が伝わりやすい形式で文章を書く、ということを念頭において下さい。

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